介護の職場環境を考える
水曜日, 9月 21st, 2016大変なイメージが強い介護職。人材不足から、仕事量も多い仕事だと言われていますが、非常にやりがいを感じられる仕事でもあります。そんな中、劣悪な職場が存在するのも事実です。お年寄りの生活を支えるという原点が見えなくなるような職場だったら、考え直したほうがいいでしょう。
仕事を早く終わらせなければいけない、と心のない介護していたら、お年寄りにも伝わってしまいます。一人一人とのコミュニケーションが取れていないと重大なトラブルを引き起こしてしまいかねません。
自分らしさを活かす介護の仕方もきちんとあります。中でもグループホームは、お年寄りと介護者が共に生活することに重点が置かれていますから、そうした場所での仕事を考えてみるのもよいでしょう。
これからの未来を考えて、介護の仕事はぜひ若い人たちを中心に運営していって欲しいもの。年齢問わず、みんなが働きたくなるような仕事にするために、嫌煙されがちな介護業界の職場を、早急に改善する必要があります。
そして実は介護される高齢者はもちろん意識はしていませんが、若い人から一種の「生きる活力」を吸収しながら元気を保っているという説があります。つまり、若くて元気な人がケアするたびに、自分のエネルギーの一部が高齢者に移っているのです。
お年寄りが大好きな若い人であれば、そうやって接するたびにエネルギーは自然と補充されるので、お年寄りも若い人もどちらも活力が湧くという嬉しい循環を引き起こすことができます。若いスタッフが生き生きと活動している介護の職場は、お年寄りも生き生きとしています。エネルギーの健全な転移ができているからです。
少子高齢化を考えると、介護は非常に将来有望な職種です。若者が集まってくるように、働きやすい介護施設を作ることが求められています。苦労があっても居続けたいような職場であれば、介護に転職してくる人も増えるでしょう。そのためには、リアルな声を聞いて仕事の苦労を解決することが求められます。